ドイツの総合化学メーカー「BASF」傘下のデジタル農業ソリューションブランド「xarvio」がリリースする「SCOUTING(スカウティング)」は、人工知能(AI)による画像認識で農作物の異常や雑草などを検知するスマホアプリだ。・スマホで撮影するだけで圃場での異常を自動検知「SCOUTING」は、対象となる植物をスマートフォンで撮影すると、ディープラーニング(深層学習)をベースとするアルゴリズムが、その画像から、植物の形や色などを自動で認識。 これにより、雑草を特定したり、害虫の種類や数を分析したり、疾病や葉の損傷を検知したり、作物の生育に必要な窒素の状態を示すことができる仕組みだ。 また、ユーザーが「SCOUTING」のオンラインプラットフォームで共有し合う圃場ごとの画像データをもとに、近隣の農地でどのような問題が発生しているのかを可視化する「RADAR機能」や、近隣で疫病や害虫が広がっ