普段はずっとキーボードで文字書いてるけど、いざ筆をとって書かざるをえない場面になると簡単な漢字を思い出せなくて困ったりするよね。キーボードと漢字変換機能がなければどれだけパフォーマンスが落ちるのかを思い知らされる。 ブログなんかをやってたら、アウトプットするときの自分の思考がどれだけ入力形態に依存しているかというのは体感的にわかると思う。僕はスマホ打つの全然ダメだけど、有名ツイッタラーなんかは思考がスマホ入力に最適化されているのだろうか。 このエントリーでは、石川九楊『日本の文字』を読んで、日本語の特徴と、日本語をキーボードで打つというのはどういうことなのかを考えてみたい。 世界に無数に存在する民族の中で、縦書きの書字文化が残っているのは日本と台湾だけらしいけど、「ひらがな」を含む日本語は横書きにまったく向いていない。ひらがな「あ」「い」「う」とアルファベット「a」「b」「c」の文字の形態
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