温泉に浸かって、より効果効能にあやかるためには、正しい入浴法を知っておくことが肝心だとか。 そこで、元オリンピック・ショートトラックスピードスケートの選手で、現在は温泉ソムリエの資格などを持って「健康と美容」に関するキャスターを務める勅使川原郁恵(てしがわら・いくえ)さんに、効果的な温泉入浴法についてお尋ねしました。 ■旅館に置いてあるお菓子とお茶にも意味がある 温泉の浸かり方について勅使川原さんは、次のように話します。 ――温泉は、周知のとおり体調不良を整える効果効能がありますが、ぼーっと入っていてもその効果は望めないことがあります。 それに、ご経験がある方も多いと思いますが、一つ入り方を間違えると、余計に疲れたり、体調を悪化させることにもなりかねないのです。 「温泉効果がよりアップする入浴法」について、10の方法をお伝えしますね。 1.入浴前は適度にカロリー補給を 空腹で入浴すると貧血