長野県伊那市美篶 (2009年10月) 岐阜県北部の飛騨地域の高山市の中心部を走る国道158号から分岐して東進し、岐阜・長野県境にまたがる飛騨山脈と御嶽山の間にある長峰峠を越えて長野県木曽郡木曽町を経て、さらに木曽山脈の権兵衛峠を越えて、東端は上伊那地域の伊那市を走る国道152号に接続する、中部地方山岳地帯を東西に横断する数少ない国道路線のひとつ[1]。この大きな2つの峠を越える国道は別名、長峰峠を越える区間が木曽街道、権兵衛峠をトンネルで貫通する道路は権兵衛峠道路とも呼ばれる。長野県木曽郡木曽町の木曽川沿いの道路は、国道19号(中山道)と重複する。 なお、権兵衛峠道路と姥神峠道路を含む、伊那木曽連絡道路(地域高規格道路)全線が当路線に指定されている。 一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。 起点:高山市(松之木町中交差点 = 国道15