Microsoftが米国時間3月16日に公開した「Internet Explorer 9(IE9) Platform Preview」は、多くの標準を使っても大丈夫だという強いメッセージをウェブプログラマーたちに発信した。しかしその中の1つ、ウェブビデオの標準に関しては、Microsoftは論争の行き詰まりをさらに深い袋小路に押し込んでしまったかもしれない。 問題となっている標準は、Adobe Systemsの「Flash」やMicrosoftの「Silverlight」といったプラグインを必要としないウェブビデオに関するものだ。これはHTML 5標準の大きな要素の1つである。同標準は、ウェブページとウェブアプリケーションの能力の拡張を目的として現在策定されている。 Microsoftがデモを行ったIE9の荒削りなバージョンには、H.264という特定の技術を使用してエンコードされたHTML
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