本書はPythonでプログラミングする上で覚えておきたい、覚えておくべき、でも、忘れてしまいがちという構文をさまざまな要素ごとにギュッとまとめたPythonプログラマー必携とでもいうべき1冊だ。 Pythonが組み込みで提供する基本的なデータ型や制御構造、関数、多数のデータを一括して扱うためのリストやタプル、辞書、集合といったデータ構造、クラス定義に関連するアレコレ、ファイル操作の基本、モジュールやパッケージ、例外、さらには特殊メソッドまで、Pythonのコードを記述する際によくお世話になる構文や言語要素をまとめている。 本書の内容を以下に示す。 基本要素編:組み込みの基本データ型、制御構造、演算子、関数定義の基本など、Pythonプログラムを構成する基本要素を紹介 関数定義編:位置引数とキーワード引数、デフォルト引数値、可変長引数、ラムダ式といった関数にまつわる詳細な知識をギュッと圧縮