都内にある学習塾「Z会ディアロ新小岩校」。静かな教室の中で、5、6人の生徒がタブレット端末に向かう。三角関数の問題を解いていた女子生徒が答えをタップすると画面に「正解」と表示され、塾講師が近づいてきてハイタッチをした。 生徒が使っているアプリは「atama+(アタマプラス)」。AIを搭載した学習アプリだ。中高生を対象としたサービスで、この4月から大手学習塾を中心に導入が進んでいる。予備校や学校の講師らと提携して各項目5分程度の講義動画を提供。アプリで練習問題を解かせ、生徒が選んだ回答をもとにAIが弱点を分析して反復練習させる。さらに時間を置いて、復習問題を出題して定着を図る仕組みだ。 「高校数学の問題を解くときに、中学校の数学でつまずいたままの項目が足を引っ張ることがある。どこまで遡ればいいのかをAIで分析し、穴を埋められるようにサポートしている」 こう話すのは、atama plusの創業
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