次世代メールプラットフォームの実現を目指すスタートアップInbox (米サンフランシスコ)が、同社のプラットフォームに対応したメールアプリを構築するための開発者向けAPIとクラウドサービスを発表した。 Inboxは同社が開発するメールプラットフォームを「メールの30年以上におよぶ複雑な標準とフォーマットを統一し、バグのトラブルを避けて素早く新しいアプリを開発できるようにする」としている。サービスプロバイダの違いに影響されない統一的な新しいメール標準の確立を目指している。 Inbox APIはメールアカウントにアクセスし、メールの変更や送信を可能にするRESTエンドポイントを提供する。カスタムフィルタの作成、添付機能、下書きといった機能をアプリに持たせることが可能。機能的にはGmail APIに似ているが、Inboxは「コンシューマ向けとエンタープライズ向けのあらゆるアカウントに1つで対応で