JPEGという画像フォーマットは何年も前から使われてきており、消え去る気配はいまだに見られない。Mozillaが米国時間3月5日に、同フォーマットで圧縮された画像のサイズをさらに10%削減するプロジェクトを発表した理由はそこにある。 「Firefox」の開発元である非営利組織のMozillaは、JPEGフォーマットの画像をより巧妙に圧縮することを目的とする「mozjpeg」プロジェクトを発表した。ファイルサイズを縮小することで、ウェブページはより迅速にロードできるようになる。Mozillaはウェブのパフォーマンス向上に大きな関心を抱いているのである。 Mozillaの上級技術ストラテジストであるJosh Aas氏はブログへの投稿で、「ウェブページのロードにおいて、写真(データ)は簡単にそのネットワークトラフィックの大部分を占めるようになる」と述べたうえで、「こういったファイルのサイズを小さ