任天堂は6月9日、ニンテンドーDSを活用した小中高向け授業支援システム「ニンテンドーDS教室」を開発したと発表した。生徒のDSと教師のPCを無線LANでつなぎ、インタラクティブに授業を進められるという。来年度からの導入を目指していく。 生徒のDSには専用カードをセットし、ネットワークアダプタを介して教師用PCと最大50台のDSとを無線LANで接続。教師用PCから直接、教材を生徒用DSに配信する。小テストや練習問題、自習用の暗記カードなど、タッチペンを生かした学習が可能だ。教師が表計算ソフトを使ってオリジナルコンテンツを作成できる機能も備える。 小中学校での教育システム構築に実績があるシャープシステムプロダクトが、教材コンテンツ作成とシステムの販売・設置・サポートを担当する。来年2月に小中高向けに合計60タイトルの教材を発売する予定。