4月19日に開催された「Japan Container Days v18.04」カンファレンス。「Spinnakerを利用したKubernetesへの継続的デリバリ」のセッションでは、株式会社エーピーコミュニケーションズの溝内 崇氏が、CDツールの「Spinnaker」を解説した。 Spinnakerはクラウド用CDツール 溝内氏は冒頭で本セッションの内容について「Kubernetesの環境で安全にアプリケーションをデプロイする仕組み」と紹介。Kubernetesでは実現が難しい課題として「CI/CDの機能がなく別途用意する必要があること」を挙げた。 CI/CDには、テストなどを回し開発者に問題をフィードバックして高品質を保つ「CI(継続的インテグレーション)」と、CIで作られた高品質なものをステージングやプロダクションにもっていく「CD(継続的デリバリ)」が含まれる。これらは、高品質なプ