Munin の監視ノードが増えてくると、ストレージの IO がボトルネックになりがち。Munin によるランダムなファイルの読み書きが主な原因。改善するためには、 rrdcached と Munin を連携する方法が手軽で確実な方法です。Muninサーバの処理が重いなと思ったら、SSD など高速ストレージを導入する前に、まずは rrdcached の導入がおすすめです。 記事内容は、rrdcached のメリット(1台で300ノードまでの監視に対応)と、RHEL5 で導入したときの手順メモ、そして rrdcached の効果を知る為の rrdcached プラグインの導入方法です。 ■rrdcached を何故使うのか? Munin は収集データを RRD ファイルに格納し、グラフ描画時に再び参照します。このとき、ストレージに対する読み書き(IO)が増えます。 とりわけ、負荷になりがちなの