膨大な量の生体認証データが公開状態になっていたことが判明した。それらのデータは法執行機関、金融機関、防衛請負業者、大企業が利用するある企業が保存していたものだ。 vpnMentorのサイバーセキュリティ研究者らは米国時間8月14日、Supremaのセキュリティプラットフォーム「Biostar 2」のデータベースがアクセス可能な状態になっていたと報告した。 SupremaのBiostar 2は最近、Nedapのアクセス制御システム「AEOS」に統合された。AEOSは、大企業、中小企業、政府機関、銀行、英国ロンドン警視庁を含む、世界中の6000近くの組織に利用されている。 公開状態になっていたデータは2780万件以上で、データ量は約23GBにものぼる。漏えいした情報の中には、100万件以上の指紋データ、ユーザーの画像とユーザーに関連付けられた顔認証データの画像、セキュアエリアへのエントリー記録