パスワードだけでなく、USBメモリなどを認証用のキーとして併用すれば、PCの不正使用を防ぎやすくなる。ここでは、pam_usbというPAMのモジュールによって、USBメモリを認証キーとして使用する方法を説明する。 pam_usbは、USBメモリ上にDSAキーを生成し、ログイン時にそのキーを確認するログイン認証システムだ。これにより、DSAキー入りのUSBメモリを持っていないユーザーのログインを防止する。 pam_usbは、プロジェクトのWebサイト(http://www.pamusb.org/)からダウンロードできる。Fedora Core 5(FC5)の場合、Fedora Extrasにパッケージが用意されているので、yumコマンドでインストールできる。