前回「文字列処理と入力チェック」までで、入力チェックの仕組みが組み込まれた共有ブックマークが出来上がりました。本連載の最終回となる今回は、予期しない内部エラーが発生したときのエラーページの表示方法と、コネクションプールを用いたデータベースアクセスの効率化について述べ、最後にこの連載のまとめを行います。 (1)内部エラーへの対応 JSPプログラムの内部エラーが発生した場合、通常ではエラーの内容を示すメッセージがブラウザに表示されます。開発者にとっては有益な情報ですが、このメッセージが一般ユーザーに見られてしまうと、JSPプログラムの内部構造が分かってしまい、都合が悪いことがあります。 JSPでは、内部エラーが発生したときにどのページを表示するかをページディレクティブで指定できます。この仕組みを使用することで、一般ユーザーにはエラーの詳細を隠しながら、管理者はエラーの詳細を調べられるようになり
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