(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は12日、オービタル・サイエンシズ社の打ち上げた補給船「シグナス」が国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功したと発表した。NASAと契約してISSへの物資補給を担う民間企業はスペースXに続く2社目となる。 ISSの乗員は同日、2時間かけてシグナスをキャッチし、ドッキングさせた。13日にはハッチを開き、補給物資や実験機材など約1260キロ分の積み荷を降ろす。 オービタル社は9日、バージニア州東部にあるNASAのワロップス飛行施設から、シグナスを搭載したロケット「アンタレス」を打ち上げた。打ち上げは当初12月に予定されていたが、船外活動でISSを修理する必要が生じたために延期されていた。 シグナスは37日間ISSで待機後、不用品を積んで地球に戻り、大気圏突入で燃え尽きる見通し。 オービタル社はNASAから19億ドル(約1980億円)相当の契約を請