再発 治癒したように見えても、大腸がんが再発してしまうことは少なくありません。患者さんにとっては酷なことですが、症状が進行している場合には、このようなことも少なくはありません。 再発は生存率を脅かすものですので、初回治療によってできる限り予防しておく必要があります。もちろん、ベストを尽くしても防げない場合もありますが、少しでもリスクを小さくしておきたいところです。 手術を行う場合であれば、化学療法を併用することによって、大腸がんの再発を防ぐ効果があります。もっとも、抗がん剤による副作用も無視することはできませんので、本当に必要性があるかどうかを検討する必要はありますが、ただ副作用が怖いというだけの理由で拒否してしまうと、予後の状態を悪化させる原因になりかねません。 転移 大腸がんの転移の中でも多く見られるのは肝臓で、他の臓器にまで広がっているとステージは4期に分類されます。もっとも進行した