70年代からアジ研が行ってきた調査を、アジ研解散後は連合総研が引き継いで実施しているものです。目立たないものですが、労働組合運動の基本となるものであることも間違いないわけで、地道に継続されていることに敬意を表したいと思います。今回の結果はこちら。 http://rengo-soken.or.jp/report_db/file/1246331795_a.pdf 前回調査とそれほど大きな変化があるわけでもありませんが、道半ばなれども非正規社員の組織化が進んでいることを示すデータもあります。もっとも、非正規に対しては組合費を減額しているケースが大半のようで、組織化の苦心とともに財政面での苦心もうかがわれます。 組合費というのは実はけっこう変更されていて、今回調査でも過去2年で組合費を変更した組合は約15%、うち「引き上げた」組合が5.3%、「引き下げた」組合が9.9%となっています。今後2年の見