昨年11月に開店した山梨県南アルプス市の「桃園ロボットラーメン」のラーメンが話題を呼んでいる。その名の通り、ロボットがラーメンを作る。ロボットの方も、店主の内田義平さん(60)が総額約2000万円をかけた「手作り」だ。 【写真特集】いろんなのがいます…毎日ロボット館 店に入ると目の前にパソコンが1台。客はマウスをクリックして「しょうゆ」「塩」などの味、濃さ、脂の量などを5段階で選ぶ。 ここから先は一部手動。店員が麺(めん)をゆで始めると同時にロボットのスイッチを押す。ゆで上がる45秒前になると、調合されたスープがベルトコンベヤー上の丼に注がれ、丼は店員の脇でぴたりと止まる。店員が麺とチャーシューやメンマなどを盛りつけ完成。この間、約2分。カップラーメンより早い。中太麺に鶏ガラのだしの利いた昔懐かしい味だ。スープの味は4000万通り以上になるという。 内田さんは小中学生時代からラジオ