2013年2月の時点でDDoSトラフィックの規模は最大でも4Gbpsだったのが、2014年2月には180Gbpsに達する「NTP増幅攻撃」が発生している。 特定の標的を狙って大量のトラフィックを送り付けるサービス妨害(DDoS)攻撃が大規模化し、新たな手口が台頭している実態が、企業向けのWebサイトセキュリティ対策を手掛けるIncapsulaの2014年版の報告書で明らかになった。 報告書によると、DDoS攻撃は2013年1月から2014年2月にかけて大規模化の一途をたどっている。2013年2月の時点でDDoSトラフィックの規模は最大でも4Gbpsだったのが、2013年7月になると60Gbps以上の攻撃が少なくとも週に1回の頻度で発生。2014年2月には180Gbpsに達する「NTP(Network Time Protocol)増幅攻撃」が発生した。 こうしたネットワーク攻撃の手口としては