千葉市若葉区で5月、市立若松中学校2年の男子生徒=当時(14)=が集団暴行を受けて死亡した傷害致死事件に絡み、無関係の男子中学生の顔写真などを犯人としてネット上に掲載したとして、千葉東署は15日、名誉毀(き)損(そん)の疑いで、広島市東区矢賀、自称、フリー記者、藤原茂容疑者(40)を逮捕した。 同署によると、藤原容疑者は「ネットで事件について調べていたら男子中学生のプロフィルサイトを見つけ、犯人だと思ってやった」と話している。 逮捕容疑は5月17日午後6時45分ごろ、自分のブログ上に「千葉・中2暴行死逮捕4人写真公開」と題し、事件と無関係の中学3年の男子生徒(15)=千葉市=の顔写真と実名を掲載したとしている。 この事件では、暴行に関与した同じ中学校の少年ら4人が少年院送致の保護処分となっている。