ヤフーの動画配信サービス「GyaO!」が年明けにも黒字化しそうだ。背景には、業界の常識を破った新たな番組購入方法がある。 ヤフーは、2009年4月に、USENの動画配信サービス提供会社「GyaO」の株式を51%取得し、自社の「ヤフー動画」と統合。会社名とブランド名はGyaOを存続させて今に至っている。 ヤフー出身で新生GyaOの社長となった川辺健太郎氏は動画配信にかかわったことのない、いわば素人。だからこそ、業界の常識に、違和感を持った。 動画配信サービスには、無料配信と有料配信の2つがある。現在、日本での主流は無料配信のほうだ。無料配信は、作品の前後に流れる広告からの収入が配信会社の売り上げとなり、それが作品の購入費や、システム運営コストに充てられる。 これまで動画配信サービス会社は、たとえばハリウッドの人気映画ならば、権利を持つ映画会社に事前に数百万~数千万円も支払っていた。映
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
「経済環境の厳しい時は、新規事業をじっくり仕込む好機」 ここ最近、立て続けに4社の新会社を設立しました。 3月31日 ウェブ連動イベント制作会社 株式会社ウェブリアル設立 4月1日 モバイル専門代理店 株式会社サイバーZ設立 4月15日 著名人メディア専門マーケティング会社 株式会社TMN設立 4月27日 モバイルコンテンツ関連会社 株式会社サムザップ設立 どの事業も「良い事業分野」を選択し、「良い人選」ができたと思います。 あと、決起会やミーティングの際に、「喝入れ」も一通り終わりました。 過去の経験から学んだのですが、新会社の立ち上げメンバーに 「喝入れ」がうまくいくと、事業が成功する確率があがります。 と言っても、ほんとに喝を入れる訳ではなく、 「うまくいく確率は、確実と思えた会社でも50%以下」 「失敗したときどれほど皆に迷惑をかけるか、計り知れない」 「成功させた時の対価の素晴ら
新規事業を創出するために幹部が智恵を絞る、 「あした会議」がまた来週行われます。 今回から(役員2名+助っ人2名)チームによる リーグ戦に変更になりました。 そして今回は新規事業のアイデアではなく、 (実際に誰が、どうやって始めるのか)のアイデアを 競うことになります。 これまで成功したネットビジネスの要因を分析すると、 最初のアイデアが良かったから、というのは実はほとんどなく、 ・スタートした後の柔軟な戦略変更 ・事業計画の遂行力 ・オペレーションの巧さ ・参入のタイミング などが成功の鍵になっています。 mixiはアルバイト情報サイトだったし、 greeはビジネスマンが多いSNSだったし、 モバゲータウンはオークションの会社だったし、 サイバーエージェントはクリック保証バナーで ネットプライスはカリスマバイヤーがコンセプトでした。 皆、最初のアイデアが良かった訳ではなく、途中で戦略を
事象 当初計画していた売上高と実際の業績が大きく乖離。外注したシステムにトラブルが発生したこともあり、広告受注が伸び悩んだ。これを懸念した証券会社が株式公開の延期を申し出たことで、信用不安が拡がり、融資を行っていた銀行が次々に貸し剥がしに走り始める。資金ショートを起こし、破産を申請し倒産に至った。 設立から成功までの経緯 平成4年に「顧客データベース構築システム」の販売をきっかけに業績が急伸し始め、同8年には広告とインターネットを組合わせた「ハイパーシステム」を発表。以後はアスキーネットなど大手企業を中心にサービスを開始した。広告収入を基本としたビジネスモデルを掲げ、同じく大手主体に広告募集を開始した。平成8年にニュービジネス協議会より「ニュービジネス大賞」を受賞。同年の売上高は約7億円、経常利益は約2億円を計上した。 トラブル・失敗・課題に至る経緯 株式公開を目指し証券会社と折衝していた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く