千葉市の幕張メッセで開催中の「Interop Tokyo 2007」で6月13日,「オープンIPTVフォーラム」運営グループのユンチャオ・フー議長が基調講演に登壇,フォーラム設立の目的や今後のスケジュールなどについて解説した(写真1)。 オープンIPTVフォーラムとは,IPTVの普及を目指し,IPTVシステム全体の国際標準仕様の策定を目指す業界団体。米AT&Tとスウェーデンのエリクソン,仏フランステレコム,松下電器産業,蘭フィリップス,韓国サムスン電子,独シーメンス,ソニー,伊テレコムイタリアの9社が2007年3月に立ち上げた。 講演でまずフー議長は,フォーラムの設立意図として,エンド・ツー・エンドのIPTVシステムの標準化の必要性を説いた。現状,IPTVの標準化は各団体ごとに分断されており,混沌とした状況という。「IPTVの普及のためには,すべての利害当事者にとって遵守可能なスペックが必
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