・インテリジェンスに相当するロシア語はラズベートカだ。インテリジェンスが、「行間を読む」、「文字と文字の間の隠された意味を読む」あるいは「組み立ての仕組みを理解する」というような意味であるのに対して、ラズベートカは、「覆いを引っぺがして、隠しているものを見つけ出す」という意味で、スパイ活動を含む実際のインテリジェンス活動の特徴をよくあらわしている。 ・インテリジェンス(ラズベートカ)の技法を身につけた人をロシア語でラズベーチクという。 ・筆者の理解では、人間の理性を信頼し、合理的な計画で理想的社会を構築できると信じる者が左翼・市民主義陣営をつくっている。 ・人間の理性や知恵は、しょせん限界のあるものなので、合理的な計画でつくった社会などろくなものではないと諦め、人知を超えた伝統や文化、さらに神様や仏様を尊重するのが、筆者が理解するところの右翼・保守陣営である。 ・一旦、自らの命を何らかの理