ボルガ川の客船沈没 捜索続く NHKニュースボルガ川の客船沈没 捜索続く 7月12日 6時46分 ロシア中部のタタルスタン共和国で、ボルガ川を航行していた客船が沈没した事故で、これまでに５０人余りの死亡が確認され、捜査当局では老朽化した船の安全管理に問題があったものとみて調べています。 ロシア中部のタタルスタン共和国で、１０日、乗客乗員２００人余りを乗せてボルガ川を航行していた客船、「ブルガリア」号が沈没しました。このうち７９人は救助されましたが、これまでに５０人余りの死亡が確認され、７０人近くに上るとみられる行方不明者の多くは、いまだに水深２０メートルの川底に沈んだ船体の内部に取り残されているものとみられています。この客船は、タタルスタン南部の観光地ボルガルから１００キロ近く離れた中心都市カザンに向かっていましたが、事故当時激しい雷雨に見舞われるなかで、突然、船体が右側に傾き、船内に水が流れ込んでわずか数分で沈没したということです
