内戦時の虐殺 禁錮６０６０年 NHKニュース内戦時の虐殺 禁錮６０６０年 8月4日 0時7分 ４０年近くにわたった内戦で、２０万人が虐殺されたとされる中米グアテマラで、１９８２年に、およそ２００人の住民を殺害した罪で、当時の軍の特殊部隊の兵士４人に、それぞれ、禁錮６０６０年の異例の長さの判決が言い渡されました。 グアテマラでは、１９６０年からアメリカの支援を受けた軍事政権と、反政府ゲリラとの間で内戦が続き、和平合意した１９９６年までの３６年間に、合わせて２０万人が虐殺されたと言われています。グアテマラの裁判所は、２日、１９８２年に軍の特殊部隊が北部の村を襲撃し、反政府ゲリラを支援しているとして、住民ら合わせて２０１人を殺害した罪で、虐殺を主導した特殊部隊のメンバーだった４人に対し、それぞれ禁錮６０６０年という異例の長さの判決を言い渡しました。グアテマラには死刑制度がありますが、人道上の理由から２０００年以降執行されておらず、４人が言
