スタンフォード大学の研究者らによる調査で、Web ブラウザの「プライベートブラウズ」を使用している場合でも、ユーザーのプライベートが守られないことがある、という結果が明らかになった (Ars Technica の記事、19th USENIX Security Symposium の原稿 (PDF))。 「プライベートブラウズ」機能は Firefox や Safari に搭載されている機能で、ブラウズ履歴や Cookie、キャッシュなど「ユーザーがどの Web ページを閲覧したのか」という情報を保存せずに Web サーフィンを行えるもの。IE や Google Chrome にも「InPrivate ブラウズ」や「シークレットモード」という名称で同様の機能が用意されている。しかし、研究者らがこの機能について調査を行ったところ、実際には「プライベート」な Web 閲覧とそうでない Web 閲覧