今回は Docker コンテナのログを syslog で別のホストに飛ばしてみることにする。 言うまでもなく、ロギングはシステムを運用する上で欠かせない要素の一つ。 Docker には、あらかじめ複数のロギングドライバが組み込まれていて、それらを使い分けることができる。 今回使うのはその中の一つで syslog ドライバという名前がついている。 このドライバで飛ばした Docker コンテナのログを syslog-ng で受け取ってファイルに書き出してみよう。 ただし、リモートホストといっても TCP 越しにログを飛ばすだけで単一のホスト上で組んでしまうことにする。 ロギングドライバについての詳細はこのドキュメントに記載されている。 docs.docker.com syslog ドライバに限った話についてはこちらに書いてある。 docs.docker.com 使った環境は次の通り。 $ c