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サーバ運用で欠かせないネットワーク状態の監視。この特集では、常に状況を把握するための基礎知識から、応用までを連載していく。 サーバがビジネスや日常生活に欠かせなくなった現在、突如、サーバが停止してしまうことは、許されなくなりつつある。そのために不可欠なのが、サーバの監視だ。 サーバの監視は定型業務であり、自動化の対象とすべきものだ。自動化すれば手間がかからないばかりか、人為的なミスを防ぎ、監視の質を高めるのにも効果がある。 そして、監視の自動化に幅広く使われているのが、「SNMP(Simple Network Management Protocol)」だ。SNMPを使うと、サーバを始め、ネットワーク機器も含めたさまざまな状態を一元管理できるようになる。 本オンライン・ムックPlus「SNMPによるネットワークモニタリング“第2版”」では、「Net-SNMP」を使い(関連リンク)、SNMPで
ネットワークやハードウェアの異常予兆は、日ごろの監視があってこそ把握することが可能だ。モニタリングプロトコルのSNMPは、多くの機器で採用されている基本的なものの一つだ。 第3回目の連載では、Net-SNMPに含まれるSNMPエージェントの基本的な設定と起動までを説明した。オンライン・ムックPlus「SNMPによるネットワークモニタリング“第2版”」は、2001年5月に公開した「SNMPによるネットワークモニタリング」を元に、6年以上の歳月を経て、枯れた情報を最新環境に合うよう刷新していくものだ。 今回は、SNMPマネージャコマンドの基本的な使い方、そして、SNMPv3で運用するためのパスワードの設定について説明する。SNMPの扱い方は、今回触れるコマンドと次回にかけて触れていくMIBについて理解すれば、ほぼ全体が見えてくるはずだ。 snmpwalkとsnmpgetで調査する Net-SN
第5回 図解で知るSNMP――MIB情報のすべて:SNMPによるネットワークモニタリング「第2版」(1/8 ページ) サーバやネットワーク機器を監視するSNMPを扱う上で重要なものの1つが“MIB”情報の把握である。機器にアクセスする場合には、このMIB情報を基に問い合わせを行い、モニタリングを行う。 第4回目「SNMPとv3セキュリティ」で説明したように、SNMPエージェントは、現在の状態値(管理情報)をもつオブジェクトを備え外部へと公開する。 それぞれのオブジェクトは固有のOID(Object IDentifier)をもっており、snmpwalkやsnmpgetをはじめとするSNMPマネージャコマンドを用いて、その状態値を取得できるのだ。 このとき問題となるのは、どのOIDをもつオブジェクトが、どんな情報を持っているのかという点だ。例えば、「トラフィック総バイト数」「CPU負荷」「メモ
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