Apple版1000ドルPCといえるMac miniからエンタープライズ向け1UサーバであるXserveまで、Macのラインナップは幅広く存在する。ただ、他社の製品群とMacのラインナップには1つだけ違いがある。それは「すべての製品がメインマシン志向」であることだ。言い換えれば、Appleに「サブ」はない。どのMacも単体で動作することを前提としており、他の「メインマシン」の存在を必要としていない。 Windows PCの存在を前提、キーボードやディスプレイをPCから流用する事を前提とした「庇を貸して母屋を狙う」Mac miniも、価格性能比に優れ「デスクトップはWindowsだけど」といいつつ購入されるMacBookも、すべてのMacが光学ドライブを備えた妥協のないメインマシンモデルである。母艦を前提とした、サブノートのような製品はMacにはない。 そうしたカテゴリの製品は、iPod