第2次世界大戦中に十和田湖に沈んだ旧陸軍の飛行機が製造された東京・立川市におよそ80年ぶりに戻り、国内で唯一現存する機体の一般公開が始まりました。 旧陸軍の一式双発高等練習機はパイロットの訓練のために使われた飛行機です。 この機体は1943年に練習生ら4人が乗り、秋田県の飛行場を飛び立ちました。 青森県八戸市へと向かう途中、青森県と秋田県の県境にある十和田湖に不時着し、沈みました。 長らく眠っていた練習機は、2010年に湖の底に沈んでいる姿が確認され、2012年に引き上げられました。 水の中にあったことで保存状態が良いということです。 オリンポス代表取締役社長・四戸哲さん:「幸い十和田湖は山の上の場所。全く塩分がなく、それが功を奏した。もし海だったり琵琶湖だったら数年で形は消えていた」 国内に現存する一式練習機はこれだけです。 世界では他に2機ありますが、残っているのは一部だけで、全体の形
日本の南で火山が相次いで噴火しています。一体何が起きているのか、朝日新聞社機で専門家と共に新たに誕生した島に向かいました。 ▽緊急取材 小笠原諸島で相次ぐ火山活動 8月13日 海底火山「福徳岡ノ場」で大規模な噴火が発生。 翌14日「西之島」がおよそ1年ぶりに噴火。 小笠原諸島で相次ぐ火山活動。一体何が起きているのか。 (山口豊アナウンサー) 「今ですね、福徳岡ノ場の上空に差しかかりました、ご覧ください。福徳岡ノ場の上空です。小さな島が確認できます、島があります。8月の噴火でできた島が今も残っています。ご覧のように、かなり端の部分が削り取られていますね。波で削り取られたものと思われます。湯気ですか。湯気が上がっていますね」 (防災科研 火山研究推進センター 中田節也センター長)「堆積物がまだ熱いので、崩れたら湯気が上がる」 Q.この後この島が残るのかどうか? (防災科研 火山研究推進センター
山際経済再生担当大臣はテレビ朝日などのインタビューに応じ、岸田総理大臣が総裁選で掲げた「令和版所得倍増」は所得が2倍になるという意味ではないとの認識を示しました。 山際経済再生担当大臣:「文字通りの『所得倍増』というものを指し示しているものではなくて、多くの方が所得を上げられるような環境を作って、そういう社会にしていきたいということを示す言葉だと総理はおっしゃっているじゃないですか」 山際大臣は「令和版所得倍増」の詳細については近く設置される「新しい資本主義実現会議」で議論するとの見通しを示しました。 また、政府は新型コロナの検査の陰性証明などを活用して飲食店の利用人数制限などを緩和したい考えです。 山際大臣は「民間でちゃんと回せるものに最終的にもっていきたい」と述べ、実証実験の後は国による検査費用の負担には消極的な考えを示しました。
高速道路を走っている時でした。 撮影者:「もう明らかに石じゃない。まさか、高速道路でカメが歩いているとは思わない」 和歌山県の阪和自動車道での出来事でした。免許を取ったばかりの撮影者がドライブをしていると、突然…。 車に当たったものは? スローで見て見ると、なんと「飛び石」ならぬ「飛びガメ」でした。 撮影者:「甲羅の模様が見えて、これ、カメだなと。トラックの左のタイヤで踏んで、そのまま飛び石みたいな感じで飛んできた」 この衝突で、右ミラーとフェンダーが破損。高額な修理代がかかる恐れがあるということです。 撮影者:「避けきれていなかった時に、もしフロントガラスまで突き破って入ってきていたら、自分がどうなっていたかも分からないし。怖いですよね」 (「グッド!モーニング」2021年10月13日放送分より)
愛知県内のホテルで、トラブルがありました。客が従業員を散々、怒鳴り付けたうえ、最上階の部屋を用意するように言い、土下座まで要求しました。 ■ロビーで怒鳴り散らし… 男性客:「世界中のホテル!世界中を旅行しているけど、お前のところだけだよ!」 1日、愛知県にあるシティホテルのフロントで撮影された映像です。 周りに多くの客がいるにもかかわらず、画面奥の男性客がロビー中に響き渡る大声で、ホテルのスタッフに向かって怒鳴り散らしています。 男性客:「これ何?漫画喫茶かビジネスホテル?漫画喫茶以下だよ、このサービス!言わせてもらうが、何万円取っているんだよ!俺、不動産会社の社長だけど!ホテルマンのくせに!偉そうに!」 “職業差別”ともとれる言葉を繰り返す「自称・不動産会社社長」の男性。一体なぜ、ここまで腹を立てているのでしょうか? ホテルに居合わせた客によると…。 ホテルに居合わせた客:「ホテルに入っ
捨てられてしまう廃材と水だけで新しいエネルギーを作りだすという注目の研究が行われています。 見慣れない機材を積んだバイク。水素を使った燃料電池で走っています。 このタンクの中で水素を発生させているのですが、そのもとになっているのは、なんとアルミニウムと水だけ。 福岡工業大学工学部電気工学科・高原健爾教授:「水だけで水素が出てくるというのが特徴の一つだと思います」 福岡工業大学の高原教授の研究室では、アルミニウムの削りくずを加工して再利用し、水素を抽出する技術を研究しています。 ここで水素の抽出に使われているのは、アルミニウムの廃材。これらは工場で金属の部品などを作る際に大量に出るものです。 このアルミを細かくすりつぶして水の中に入れると、出てきたのは大量の泡。これが水素です。 通常、アルミは酸化した膜で覆われていて、水に入れても反応しません。 しかし、高原研究室の技術で、非常に小さな粒子に
イスラム主義勢力「タリバン」の幹部が中国が掲げる「一帯一路」構想を支持し積極的に参加すると述べたことを中国外務省が明らかにしました。 中国外務省は2日、呉江浩外務次官補が中東カタールのドーハに駐在するタリバン幹部と電話会談し、アフガニスタン情勢などで意見交換したと明らかにしました。 中国側は「早急に平和と安定を実現し、美しい国を再建することを望む」と述べ、タリバン側からは「友好関係の発展に努め、いかなる勢力に対してもわが領土を利用して中国の利益を脅かすことを容認しない」と伝えられたということです。 さらに、タリバン側からは中国が提唱する「一帯一路」構想について「この地域の発展と繁栄に有益だ」として引き続き積極的に参加し、支持する考えが示されたとしています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く