ガッシャーン、ワーワー、ベチャッ、ヒリヒリ、イチャイチャ。擬音語や擬態語、いわゆるオノマトペである。日本語にはこの手のことばがすごく多いんだそうだ。 「擬音・擬態語辞典」というのを見つけた。オノマトペがぎゅうぎゅう(あ、これもオノマトペだ)詰まっていてすごい。例えば泣き声のエーンとワーンの微妙な用法の違いも分かる。 今日はこの辞典を手にずっぽりとオノマトペの世界を堪能したい。 グーグーとグースカの違いや、パクパクとムシャムシャの違いが今、明らかに! (text by 古賀及子) 古今東西、日本語で出版された小説やマンガなどに使われたオノマトペを抽出、研究し、そのオノマトペがどのような状況下で使われているかを分析、「あ」~「ん」まで五十音順に掲載している。 日頃自分が適当に使っているオノマトペが、小説などの文献でどのように使われきたかが分かるのだ。 “がぶり”と“ぱくり”の違い 例えば、何か