アイルランドのダブリン城付近で、同性婚を認める憲法改正の是非を問う国民投票の結果発表を待つ同性婚の支持者ら(2015年5月23日撮影)。(c)AFP/Paul Faith 【5月24日 AFP】アイルランドは23日、国民投票の結果で同性婚が合法化される世界初の国家となった。同国首都ダブリン(Dublin)では同性婚の支持者たちが歓声を上げたが、依然として同国で強い影響力を持つカトリック教会にとっては大きな痛手となった。 同性婚を認める憲法改正の是非を問う住民投票は前日の22日に行われ、国全体の投票率は比較的高く、60%を超えた。正式な開票結果によると43選挙区中40選挙区で開票が終わった時点で同性婚賛成が62.3%を占めた。公営テレビのRTEによると、残りの選挙区でも同性婚賛成が多数を占めることが確実となった。 ダブリン城(Dublin Castle)の敷地内には、多くの同性婚支持者が集ま