増税前、満タンに 県内ガソリンスタンド 最後の週末、駆け込みで車列 北國新聞社 3月29日(土)15時27分配信 消費増税前の最後の週末となった29日、石川県内ではガソリンの駆け込み需要が本格化した。ガソリンは消費税率に加え、地球温暖化対策税としての石油石炭税も上乗せされる「ダブル増税」とあって、給油待ちの車列ができるガソリンスタンドもあった。クリーニング店や家電量販店も多くの客で混み合った。 金沢市入江2丁目のキグナス入江SSでは、5〜10分待ちの状態が続き、午前中の給油量は通常の週末より5割増えた。「どれくらい値上がりするのか」との問い合わせも相次いだという。タイヤ交換は予約で埋まり、30日以降の受け付けとなっている。 県石油商業組合によると、27日時点でセルフを除いた店頭価格は153〜165円で、1日以降は4〜6円程度上がる見通し。増税前の駆け込みのピークは29〜31日とみており、客