web小説とかみなりに関するsonicedge9のブックマーク (1)

  • 非科学的潜在力女子 - (1)

    霧。 あたりを包み込む霧。 それは二、三メートル先しか見えないほど、濃いものだった。 その霧の中を一人の少女が歩いている。 髪は肩のあたりで切りそろえており、どこかの学校なのか、制服を着ている。 少女は、歩いているアスファルトの道路ではなく、左に分かれた農道の何かに気づく。 確かに、鳥やカエル、川のせせらぎに混じって、人の息が聞こえる。 少女はその分かれ道に立って、強くその方向を睨む。 レーザーでも出すかのような鋭い眼光。 すると、その方向の霧が晴れていく。 霧をほうきで履けるなら、スッと払ったように、まっすぐ道が出来た。 「見つけたっ!」 霧が割れた先で、男は息を切らせながらこちらを振り返る。 男は作業服のような、グレーの上下を着ている。 「お前っ、許さないぞ」 男の興奮して裏返ったような声。 口で息をしながら少女の方へ歩き出した。 「逆ギレ?」 ゆっくりと距離が縮まる。 見ると男の方が

    非科学的潜在力女子 - (1)
    sonicedge9
    sonicedge9 2017/09/21
    非科学的潜在力女子って何?
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