この文書は、Linux magazine 2005年1月号〜3月号に掲載された連載の草稿を、(株)アスキーLinux magazine編集部の許可を得て公開するものです。 校正前の原稿なので読みづらいところもあるかと思います。不明な点などありましたらコメントをお送りください。 いろいろなオブジェクトを操れるようになると、作れるプログラムの幅が拡がります。今回は、いろいろなオブジェクトの使い方と、前回に説明していなかった基本的な文法について解説します。 今回の目次: 前回のおさらい 基本的なオブジェクト 整数 文字列 バイト列 タプルとリスト @ 前回のおさらい 簡単に前回のおさらいをしておきましょう。 コンピュータに何かさせるには、そのための命令を書き連ねたソースコードを作る. ソースコードはいわば指示書. Python のソースコードに書く命令は、文を単位として解釈、実行される。 命令に