仕事をしていていつも疑問で仕方が無いことがある。一部の人たちは、ある一つのことを学んだときに、その概念を理解せず、知識としてしか身に付けない。ほんのちょっとだけパラメータが変わっただけで、全てが違うものと認識し、また新たに学習する。 「ここのロジックをどうすればよいかわからない」 「え、それこの前のあれとほとんど一緒じゃん。ここをちょっと変えるだけだよね」 「あーそうかー、わからなかったなあ」 という会話は一見、気付きの問題に見えるけれどもそうではない。汎化という論理構造を持っていないのではないかと思われる。オブジェクト指向言語が世に出て久しいのに糞コードが量産されるのもこれに類する問題だろう。ちょっと話は違うけど、「コピペでよい」というのは状況依存的発想としては必ずしも間違いではないけれども、本来受け入れるのに歯を食いしばって我慢するほどの行為であるはずだ。 知識をセオリーとして定着させ