カンボジアの首都プノンペン(Phnom Penh)で、新型インフルエンザA型(H1N1)のワクチン接種を受ける子ども(2010年4月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/TANG CHHIN SOTHY 【5月27日 AFP】世界保健機関(World Health Organisation、WHO)は21日、はしかの再流行の兆しへの懸念を示し、2012年までに年間50万人の死者を出しかねないとして予防対策の徹底を呼びかけた。 WHOの医療担当官ペーター・シュトレーベル(Peter Strebel)医師によると、2008年以降、各国で政府によるはしか予防努力が著しく低下しており、その結果、はしかが急速に再流行の兆しを見せている。はしかの流行は、アフリカを中心にアジア、欧州の一部でも見られるという。 さらにシュトレーベル氏は、政治と資金の両面で予防対策を怠れば、2012年までには毎年50万人以上
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