寄生性原生生物「トキソプラズマ」とサッカーのワールドカップ(W杯)での各国の勝率には意外な関係性がみられるそうだ(Slate、本家/.記事)。 トキソプラズマは多くの哺乳類や鳥類を中間宿主としているが、有性生殖はネコ科の腸内でしか行えない。ネコ科以外では無性生殖が行われ、脳内などの免疫系の作用の及びにくい器官で増殖したりするそうだ。人類の1/3が潜状感染しているとも言われており、感染率は韓国で6%、ガーナで92%などと地域によって大きな差がみられる。 スタンフォード大学の神経科学者Patrick House氏によると、トキソプラズマ感染率とサッカーの強さには相関関係がみられるという。引き分けありの予選リーグではなく、勝敗のつく本戦の試合をみてみると、今回のW杯では1回戦の8戦全てにおいて感染率が高い国が勝利していたとのこと。前回のW杯ではこれは8戦中7戦で勝利していたとのこと。ちなみに前回