米フェースブックやマイスペースなど複数のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)運営会社は、利用者の名前やその他の個人情報の特定につながる可能のある情報を広告会社に送信していた。それらのサイトでは、利用者に対して、本人の同意なく利用者のデータを他社と共有しないとうたっている。 こうしたSNSサイトでは、利用者が広告をクリックすると、利用者名やID番号が広告会社に送信され、それを基に個人プロフィールを特定することができるようになっていた。大半の企業は、この行為を違法なものではないとして反論している。 この件に関し、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がフェースブックとマイスペースに問い合わせたところ、両社は変更措置に動いた。フェースブックは、20日朝までに、問題のコンピューターコードの一部書き換えを行った。 広告会社が受け取っていたとされるのは、運営サイトや、利用者が公開