白いヒグマは生まれつき 酪農大准教授ら 国後で映像入手し確認 (09/16 23:24) 国後島北部のオンネベツ川でサケを狙う、体毛の白い親子グマ(酪農学園大の佐藤喜和准教授提供) 【根室】北方四島・国後島に生息する体毛の白いヒグマを調査している酪農学園大の佐藤喜和准教授(42)らが16日、根室市内で記者会見し、訪問先の国後島で白いヒグマの親子を写した映像を入手したことを明らかにした。白いヒグマの生態解明は進んでおらず、子グマのときから毛が白いことを確認できたのは初めてという。 佐藤准教授らは、北方領土ビザなし交流の専門家枠で13~16日にかけて国後島を訪問し、現地で自然保護関係者と懇談。その際、国後島のアマチュア写真家のドミトリー・ソーコフさんから、昨年10月に島北部のオンネベツ川で白い親子グマの撮影に成功したことを聞き、映像データを分けてもらった。 映像は、川に入ってサケを狙う母グマと