動植物園からペンギンを盗んだとして逮捕、起訴された福岡市西区女原のペットショップ経営者本田旭容疑者(24)が、別の施設などからカピバラやリスザルも盗んだ疑いがあるとして、長崎県警は8日、同容疑者を長崎区検に追送検し、発表した。「販売目的で盗んだ」と容疑を認めたと県警は説明している。 西海署の発表によると、本田容疑者は2009年11月1日午後3時ごろ、福岡市東区の国営海の中道海浜公園で、さくの中にいた生後2カ月のカピバラ1匹(体長約30センチ、約15万円相当)を手提げバッグに入れて盗み、さらに今年1月18日午後4時40分ごろ、長崎県西海市の動植物園「長崎バイオパーク」で、放し飼いにされていたリスザル1匹(体長約30センチ、約15万円相当)を手提げバッグに入れて盗んだとの疑いがあるという。 同署によると、本田容疑者は「カピバラは店で飼っていたが約1カ月後に死んだため、火葬した」と話したとい