残された時間は少ない!最悪の事態台風がフクシマを直撃する前に（週刊現代） @gendai_biz残された時間は少ない! 最悪の事態 台風がフクシマを直撃する前に 注水ポンプが吹き飛び、セシウム砂が舞い散る 雨が降れば放射能汚染は拡大 「雨が降れば放射性物質が流されて、放射線量が下がるという専門家もいますが、これは完全に誤りです。放射線量は雨が降るほど加速度的に高まっていく。私はカドミウムが原因で起きた『イタイイタイ病』の健康調査に長年関わっていますが、様々な汚染物質の実験で、水量が増えるほど、土壌の放射線量が高くなることは間違いありません。 土壌だけでなく、灌漑用水などにも放射性物質が降り注ぎ、海に流れ込むのはもちろん、農地にも入り込む。雨が降り続けば汚染地域はいまよりも広がってしまうのです」 日本環境学会元会長・畑明郎氏はこう語る。 東京電力は福島第一原発について、放射性物質漏出を抑える冷温停止状態に持ち込むまで6ヵ月から9ヵ月という工程表を発表した。しかし、疲労と放射能汚染の恐怖
