世界最長のナナフシ「学名:Phobaeticus chani」(2010年4月22日、世界自然保護基金提供)。(c)AFP/WWF MALAYSIA/Orang Asli 【4月22日 AFP】肺のないカエルに「恋の矢」を放つナメクジ――。環境保護団体「世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)」は22日、東南アジアのボルネオ(Borneo)島で新たに123種の生物種を発見したとする報告書を公表した。 報告書は、マレーシア、インドネシア、ブルネイにまたがるボルネオ島の22万平方キロにも及ぶ熱帯雨林を対象としたもの。これら3か国は2007年、熱帯雨林を保護する目的で、この一帯を「ハート・オブ・ボルネオ(ボルネオの心臓、Heart of Borneo)」と命名している。 報告書によると、世界中でもこの一帯にしか生息していない生物は、霊長類10種、鳥類350
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