【動画】光る舗装暗くなると発光する舗装や案内板=兵庫県朝来市、小林写す舗装材は蛍光灯でも光を蓄える=兵庫県朝来市、小林写す 電気がなくても太陽光などを蓄積して光る舗装技術を、門扉や敷石などのエクステリア資材を扱う「ラベックス」(兵庫県朝来市)が開発した。夜間の歩道や階段の安全対策、災害時の誘導にと、自治体などから問い合わせが入っている。 使用済みのブラウン管などの廃ガラスに、蓄光顔料と樹脂を混ぜ合わせた。舗装や建物の外壁などに使うと、3時間ほど光を当てただけで、暗くなってからも6時間以上も発光する。電源がいらないことに加え、太陽光だけでなく蛍光灯の光でも発光する。 同社のショールームには、新技術を利用した舗装材や案内板が陳列され、蛍光灯を消すと、瞬時に発光する様子が見られる。色は青、青緑、黄緑の3色。価格は工賃を含めて1平方メートルあたり、約4万5千円。(小林裕幸)