銀塩カメラボディさんが旅立っていったのでレンズだけ使い廻そうという計画で小型望遠鏡へと変身を図ることとなりました。元が(って今もですが)撮影用レンズですから明るくフラットで絞りも装備しています。口径も53ミリφと組立望遠鏡級を凌駕します(しているはずです) 困った点は35ミリ用交換レンズということでフランジバックが小さいことです。アイピースをつけるのがいっぱいで天頂プリズムを挟む余裕はありません。この辺りは組望と一緒ですね。以前紹介の対物レンズ側天頂ミラーで対応しましょう。 このやり方はどのメーカーでも共通ですが注意点がひとつあります。レンズマウント部に絞りレバーがついているのですがリヤキャップを固定側に廻すと絞り開放になってくれるタイプと非連動タイプがあります。非連動の場合はレバーを押さえ込んで固定する対策が必要です。おすすめはゴムブロックの欠片を押し込んでの固定。次善の策は爪楊枝です。