さて、サッカー部である。 もはや高校の同級生も忘れかかっているが、間違いなくサッカー部であった。 サッカーのなにが凄いか、前にもどこかに書いたかもしれないが、ワールドカップをみて思うところがあったので書いてみようと思う。 まず、サッカーの基礎的な話。 サッカーの基本ルールは驚くほど簡単である。 ボールを蹴り、相手のゴールに入れる。手を使ってはいけない。 各チーム一人だけゴールキーパーが居て、彼らはペナルティエリア内ではボールを手で触ることができる。 枠線からはみ出たら、最後に触った人の反対のチームがボールを投げ入れ(スローイン)たり、コーナーからキックしたり、ゴールからキックしたりできる。 基本的にはこれしかない。 たぶん野球よりも遥かに簡単だ。 あまり複雑なことを考えるのが得意ではなさそうに見えるアメリカ人の遊ぶアメリカンフットボールはこれより遥かに複雑怪奇で、なぜフットボールという名前