それでは、実際に空腹のまま飲酒をするのと、軽食を食べながら飲酒をした場合に、血液中のエタノール濃度やアセトアルデヒド濃度がどのようになっていくのかを見てみましょう。40~50歳代の男性が市販のビールおよび焼酎甲類(アルコール度数:16度)を空腹の状態で飲んだ場合、軽食と一緒に飲んだ場合の血中エタノール濃度を調べてみました。(飲酒量は体重当り同じ量になるように、体重が60kgのヒトでビール460ml相当のアルコール量を飲んでいただきました)(文献1) データ1 お酒を飲んだ後のアルコール濃度 図1のように、空腹の状態で飲んだ場合は推定値とだいたい同じレベルになっていましたが、お酒に強いタイプがビールを飲んだ場合は推定値よりも低めに、お酒に弱いタイプが焼酎甲類を飲んだ場合は推定値よりも高めになりました。この結果を見ると、あくまで平均値としては推定値も使えそうな気がします。しかしながら、図2のよ
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