タッチパネルが搭載されているスマートフォンやタブレットは、指でディスプレイに触ることで直感的な操作が可能となっており、今では多くの人が慣れ親しんでいる一般的なユーザーインターフェースのひとつ。このタッチパネルに裏側まで透けて見える透過型の有機ELディスプレイを組み合わせることで、これまでにない新しいユーザーインターフェースをNTTドコモが開発した。それが「透過型両面タッチディスプレイ端末」だ。 透過型両面タッチディスプレイ端末は、スマートフォンなどのディスプレイに半透明の有機ELディスプレイを採用し、両面からタッチパネルで挟み込むことで表面と裏面どちらからでも指で操作できるようになった端末のこと。半透明の有機ELディスプレイによって、裏側に置かれた指の位置がはっきりとディスプレイ越しに確認できるようになり、表と裏を同時に触りながら画面を操作するという新たなユーザーインターフェースが出来あが