トリプトファン自体は必須アミノ酸であり、大切な物質です。 うつの時には脳内のセロトニンが減っていることが分かっているのですが、抗うつ薬には三環系、四環系、SSRIなどがあり、これらの薬剤は脳内伝達物質であるセロトニンを再取り込みして脳内の神経間隙のセロトニン濃度の調整に寄与すると考えられています。 トリプトファンはセロトニンの前駆物質であるため、取りすぎると「セロトニン症候群」という副作用(錯乱・発熱・振え・協調異常・脱水など)が出る恐れがあります。
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